就業規則の法律知識
就業規則は会社側が一方的に作成することが出来ます。ただし、それでは従業員の人として生きる権利を阻害しかねないので、法律で一定の規制がかけられています。
就業規則を規制する法律
労働基準法
就業規則作成において最も重要となる法律。労働条件の原則、労働契約、賃金、労働時間・休憩・休日、年次有給休暇、就業規則、及び年少者・女性に関する規定など、労働者の労働条件の最低基準を定めた法律です。
育児・介護基本法
就業規則に記載しなければならない育児休業と介護休業を定めた法律です。
高年齢雇用安定法
就業規則に定めなければならない、定年年齢、定年後の継続雇用に関する定めが主に記載されています。
男女雇用機会均等法
事業主に対して募集・採用、昇進、定年・解雇、福利厚生等での男女差別を禁止する他、セクハラ防止や妊婦への健康配慮を定めた法律です。