未払い残業代請求 判決例
未払い残業代を従業員から請求され裁判になった場合、殆どの場合会社が敗訴します。支払額は最低でも数百万になります。
店長、管理職だから大丈夫なんてとんでも有りません。転ばぬ先の杖、今すぐ対応をしましょう。
会社が敗訴
マクドナルド裁判(H21.3.18 和解 東京高裁)
マクドナルドが店長を管理職として扱い、残業代を支払わないのは違法として、埼玉県内の店長、高野広志さん(47)が未払い残業代など計約1350万円の支払いを求めた訴訟は18日、東京高裁(鈴木健太裁判長)で和解が成立した。同社は原告勝訴の一審判決を事実上受け入れて高野さんが管理職に該当しないことを認め、約1000万円の和解金を支払う。(2008年3月18日 NIKKEI NET)
コナカ裁判(H22.2.8横浜地裁 和解)
紳士服販売大手コナカの店長ら2人が十分な権限が与えられていないのに、残業代が支払われない「名ばかり店長」だったとして、未払い残業代の支払いを求めた訴訟で和解が成立した。金額は非公表だが、会社側が2人に解決金を支払うことで合意した。
創栄コンサルタント事件(H14. 5.17 大阪地裁)
「年俸制を理由に時間外賃金を支払わないのは違法」として賃金支払いを求めていた訴訟で、会社側に時間外賃金約122万円の支払いを命じる判決。 判決によると男性は測量業務の担当で、97年、年俸300万円(月額25万円)の雇用契約を結んでいた。